異文化間の家族関係って実際どうなの

タイトルの通り、今回は異文化間の家族関係性について話をしていこうと思います。

と言っても異文化間の家族関係とはなんぞや、って思いますよね。

まぁ簡単に言うと、一つの家族の中で違った国同士の人たちの関係性ってことです。

もちろんこれって「夫」と「妻」とか、

「親と子」とか

「いとこ」と「いとこ」とか

家族内における立場で変わってくると思います。

 

なので今回は私の場合のお話をさせていただこうかと。

 

まず簡単に紹介をさせていただくと、私自身はインドネシア人の母と日本人の父の元に生まれました。

おそらく一般的な日本の方よりは日本以外の国との関わりは持っていたと思いますが、

20年近く育ったのは日本なのでほぼ日本人です。

 

そんな私が新卒3ヶ月で日本で入社した会社を辞め、

海外(インドネシア)で住んで働こうと思ったのは、

「おいで」と言ってくれた親戚(いとこや叔父叔母等)

がいてくれたから、と言うのもあります。

小さい頃泊まりに行ったりとかしていたので、私自身親戚のみんなと会えるのは楽しみでもありました。

で、転職先が決まり、インドネシアに行くことが決まり、

一番はじめにいとこの家に居候させていただくことになりました。

 

ケンカとかも実際ありましたが、兄弟がいない私にとってはその毎日も楽しくありました。はじめの頃は。

時間が経つにつれて、やっぱり文化の違いによるものなのかな、

色々と弊害が出てきました。

 

私個人としてははっきり自分が思っている人達に対しては言うタイプですし、

それがむしろ礼義正しいと思っているため、ケンカしている分はまだありがたく思います。自分の感情や思っていることを相手に対して見せているってことだから。

 

ただそれが周りに周って、口に出さず、変に気を使われるとね、

きついものがありますよね。

まぁ実際はここに書けないようないろんなことがあったから、色々悪い方向にいったてのもあるのですが。笑

 

私自身は日系の会社に所属をして、

日系のコミュニティにいたってのもあるため、

基本的には異国の地においても日本基準の行動をします。

それが許容範囲外だったってのもあったのかもしれません。

でも例えばそれで私がインドネシアの血が強かったら、

向こうとしても違った方向に向かえたのかもしれません。

結局のところこっちの家族にとって異分子だったってことなのかな。

 

で、話を元に戻すと、

異国間の家族の関係性としては基本的には変わりません。

唯一あるとすれば、こっちの家族は昔ながらの日本家族のような感じのため、

超がつくほどの大所帯です。いとことか、はとことかも「家族」のくくりに入ってくるからね。「核家族化」していっている日本とはちょっと違いますよね。

 

私の場合は私と言う異分子がこっちの家族に入ったことがきっかけになって、

いろんな問題が浮き彫りになったのかと。

それでもこっちの家族に感謝はしています。私の世界を広げてくれたから。

お互いの文化を認め合いつつ、気を使いつつってのは

おそらくよく一般的に言われることかとは思いますが、

個人的にはこれって全く血のつながりの赤の他人同士なら成り立つことなのかなと。

家族となるとやっぱり難しい。

それでもやっぱり家族だからお互いを思うと私は思うとは思うのですが

基準が違う分やっぱり難しい。

赤の他人より深く入っていこうとするからなのかな。

だから家族って複雑なのかな。

異国間同士だと余計に。